人気ブログランキング | 話題のタグを見る

大川渓流ロードを遡る~北国の春(3)短角牛が育む花園は今~

大川渓流ロードを遡る~北国の春(3)短角牛が育む花園は今~_b0206037_12480271.jpg
釜津田に来ると、短角牛が育む花園を毎年見に来ていますが、今年も来ることが出来ました。
ここは大川肉牛生産組合の短角牛放牧地です。
放牧地の中にはどんぐりの大木の森が残り、この季節には一面のカタクリのお花畑が広がります。
今年も短角牛を5月7日に放牧する予定とのこと。

カタクリの花が終わるころに放牧された短角牛・・・
カタクリが実るころになると、短角牛はその種を食べて、牛が種まきをしてくれるのだとか。
(ようは牛のうんちに種が入るわけですね。)
さらに、カタクリが生えやすいよう短角牛が「舌草刈り」(短角牛のお食事)をしてくれたり、短角牛は適度に地面を踏んだり蹄で耕したり・・・そんな営みがどうもこのお花畑を生み出したようです。
短角さんはなんて素晴らしい庭師なんでしょ!!

この土地の歴史・・・どんぐりの木、草原、短角牛の放牧、この絶妙なバランスが生み出した素晴らしい文化的景観です。
あくまでもここは生産の場。いまでも短角牛という生業につながっているのが素晴らしいことです。
大川渓流ロードを遡る~北国の春(3)短角牛が育む花園は今~_b0206037_12480244.jpg
さて今年もカタクリはたくさん芽吹きましたが、残念ながらシカの群れが食べてしまったようで
昨年の咲き具合 一昨年の咲き具合  と比べると花が少な目です。
それでも、咲いている花はちょうど見ごろを迎えていました。
大川渓流ロードを遡る~北国の春(3)短角牛が育む花園は今~_b0206037_13053152.jpg
実はこの場所、毎年カタクリばかり見に来ていますが、奥の方はニリンソウの大群落で、咲き始めていました。
さらに放牧地の上には一本桜も。ただ、野ばらが繁茂して一本桜は少々目立たなくなっています。

短角牛関係者・そして知る人のみ知る、まさに秘密の花園ですが、写真だけでも、皆様にお裾分け。

by kyounoinaka | 2016-04-30 10:59 | 地域の話題&岩泉の風景