(株)岩泉産業開発の現在の状況(2016.10.9)
2016年 10月 09日





通信販売の電話番号:0194-32-3038
岩泉町8月30日~31日の状況記録。豪雨災害からの再出発。
2016年 09月 20日












岩手・岩泉 台風10号災害について・町内からの情報発信
2016年 09月 09日

三鉄の車窓から~小本駅周辺の近況!~
2016年 05月 24日






東日本大震災から5年。
2016年 03月 11日

2014年3月11日
2014年 03月 11日
当然、リアルタイムでは津波の状況を知るすべもなく、今テレビに映し出される映像を見ても、現実にこのようなことがあったのだろうかと首をかしげてしまいます。
家族や親類、あるいは大切な友人を失った多くの方々の悲しみは、今もって癒されることはなく、また、将来に向けた不安は募るばかりなのかも知れません。岩手日報の記事によると、被災者の多くは、たった3年前の大震災が、すでに過去の出来事として風化しつつあると感じているそうです。確かに、がれきは撤去され、道路は整備され、目に見える惨状は片づきました。でも、どんよりとした、目に見えない閉塞感を感じています。
▼小本地区の住宅跡地。奥に見えるのは小本川水門。

▼小本市街地。山側で倒壊を逃れた住宅。

▼旧岩泉町役場小本支所。左の赤線は津波浸水位置。

▼小本市街地。堤防かさ上げ工事のトラック多数。

▼松林はこの通り。でも1本は確実に生きています。

▼青い海、青い空。港湾は工事中。

▼漁港も工事中。

▼平和な港の情景。

▼今年は芽を出してくれるか、小本川の河畔林。

▼三陸鉄道小本駅。田野畑方面は4月6日運転再開。

▼小本駅からの眺め。仮設住宅、仮設商店街、移転予定地、三陸自動車道。

▼中野七頭舞。(小本駅構内)

▼復興へ向けて、工事は続く。

この3年間、毎月11日には沿岸被災地の様子を紹介してきましたが、正直にいえば、現実を直視することは難しく、おそらくこれからも表面的な事柄しかご紹介できないことを、どうかご了承ください。
「走れ!三陸鉄丼」田野畑村の希望を載せて
2014年 02月 11日

「鮭とイクラのはらこ丼」「(ウニがいっぱい)いちご煮丼」「いか天丼」の三種丼(三鉄丼)に、新鮮なお刺身6種、さらにお刺身サラダとお吸い物。お刺身の大根さえ新鮮そのものです。

ここ田野畑村は岩泉町の北東隣に位置し、景勝「北山崎」や「さっぱ船クルーズ」で知られる漁業・酪農と観光の村です。

三陸鉄道「カンパネルラ田野畑駅」は、NHKドラマ「あまちゃん」で「畑野駅」として登場していました。ここ田野畑駅(畑野駅)から久慈駅(北三陸駅)まで三陸鉄道(北三陸鉄道)が走っています。

そして、岩泉町・小本駅に向かう宮古方面は、4月6日の運転再開に向けて工事が続けられています。

田野畑駅から南へ車で10分ほど走るとかつて「カルボナード島越駅」があった島越地区。こちらも新しく線路がひかれ、運転再開に向けて急ピッチで工事が進められています。

震災から35ヶ月、あと1ヶ月で3年の月日が流れます。被災地では、全国・全世界からの温かいご支援に感謝の気持ちと、いまだ復興には程遠い現実に対するいらだちと、将来に対する不安がいっぱいです。

それでも、海のない生活は考えられず、三陸の海の恵みを味わいながら、頑張っているのでしょう。ぜひ三陸に目を向け、足を運び、三陸の味を楽しんでください。

※「三陸鉄丼」は2月末で終了です。「5地層丼」もあります。
「岩泉に列車を贈るプロジェクト~ブルートレイン森と水の岩泉町へ」
2014年 02月 05日
どういう経緯で、どんな寝台列車が来るのか気になりますが、今回寝台列車を寄贈して下さった「NPO法人岩手未来機構」のホームページに魅力的な写真とともに掲載されています。
「岩手未来機構~岩泉へ列車を贈るプロジェクト~ブルートレイン森と水の岩泉町へ」
このホープページを拝見すると、「Q ホテルとなる列車は、いったいどんな列車なの?」など、素朴な疑問が解決します。
さらに、「廃車になったブルートレインを岩手県岩泉に届けたい、一口車掌募集中!」ということで、このプロジェクトへの参加者を募集しています。

「ブルートレイン寝台列車がやってくる!」の背景には、このプロジェクトを企画して下さったNPO法人岩手未来機構をはじめ、多くの方々の善意が寄せられていることに感謝し、オープンを楽しみにしています。
茂師海岸に呼ばれて。
2014年 01月 11日

夜半の雪も止み、白い宇霊羅山にも夜明の気配。

時計は6時半。
これは、ギリギリ初日の出に間に合うだろうか!?急に茂師海岸に行きたい。と思いたち、
編集長とは別行動で小本に向かいました。
着いたのは7時くらい。もう日の出の時刻はおそらく過ぎているけど、
地平線に雲がかかり、すでに1回、日がのぞいたものの、すぐに隠れたようです。
そこには人だかり。なんだか賑わってて嬉しいですね。

そして期待通り、日の出を拝むことができました。


沿岸地域の津波被害からの復興はゆっくりとしています。
それでも、岩泉から宮古に行く途中に通る、田老の町には復興計画の絵地図の、看板が掛かりました。
少しずつ、少しずつ。動いています。
津波で大きな被害を受けた宮古市。
幸い町の中心部も浸水被害を受けたものの残り、この規模の地方都市としては(といっては失礼ですが)賑わいを見せています。
買物は、町内でできるものはなるべく町内で買うようにしていますが、
ちょっとまとまった買い物をしたいとなれば、宮古の街に行きます。
三陸鉄道北リアス線の全線運転再開も、4月6日と3か月後に迫りました。

ついに岩泉から八戸方面までの線路が再びつながります。
新型車両も登場とのことで楽しみです。
一方で沿線の町の復旧が追いついていません。
一層、鉄道で観光に来てくださる方を増やしていく必要があると思います。
おそらく、様々な臨時列車等も企画される事でしょう。
「あまちゃん」の北鉄を今年も売り出していきたいものですね!
きっしー
小本漁港の夜明け~2014年、本格復興に向けて
2014年 01月 01日
昨夜の岩泉は若干雪が舞いましたが、暖かい元旦を迎えました。雲を乗り越え、今年最初の太陽が小本を照らし始めました。

この3年間同じ場所で、同じように日の出を拝み、ほんの少しずつ変化を感じています。

2012年はわずかな漁船と、壊れたままの漁港の岸壁。2013年は漁船の数が増え、今年2014年は沈下した漁港のかさ上げ工事の最中でした。

沿岸被災地のどこでも感じられることだと思いますが、復興の動きは本当に少しずつです。気持ちは焦っても、土木資材や作業人員の不足などどうすることもできない現実があるようです。

日の出を拝んでいる間に、三陸鉄道の一番列車が宮古に向けて走り出しました。

「七頭舞の里 小本」。七頭舞は岩泉町のみならず、岩手県を代表する郷土芸能です。

今年の4月には三陸鉄道北リアス線小本~田野畑間が開通し、全線復旧します。仙台から八戸をつなぐ三陸道も工事が続いています。災害復興住宅も完成間近。震災前の町に戻ることはできませんが、今年がより良い一年となりますように。
☆元日朝8時30分より、道の駅いわいずみ・三田貝分校の初売りが始まりました。沿岸で日の出を拝まれた皆様、ぜひ道の駅にお立ち寄り下さい。
本年も宜しくお願いします。