イワナが好き、でも川が凍ってしまったら?
2014年 01月 26日

イワナが好き。ヤマメも好き。

でも、川が凍ってしまったら、渓流釣りはできません。
(凍ってなくても禁漁期です。)
そんなあなたにお薦めなのが、養魚専門「田屋商事」の「イワナの燻製茶漬け」。

「龍泉洞の水」を飲んで育った(かどうかはわかりませんが)岩泉産のイワナと食塩のみで作りました。お茶漬けはもちろん、おにぎりにも、晩酌のお供にもお薦めです。

「イワナの燻製茶漬け」(50g525円)、道の駅いわいずみ・三田貝分校で好評販売中です。
地域の夢をのせてJR岩泉線は走り続ける~ホテル龍泉洞愛山
2013年 11月 30日

岩泉駅に汽車が到着しました。大勢の観光客が山々に囲まれたホームに降りました。正面に聳えるのは岩泉町のシンボル・宇霊羅山です。ウレイラはアイヌ語で「霧のかかる峰」という意味があるそうです。

駅前に流れる小本川を渡り、古い蔵や木造建築の並ぶ「うれいら通り商店街」を抜け、「はばざか」を登ると今日の宿・「ホテル龍泉洞愛山」です。

今夜は岩泉の山の幸・海の幸を食べまくるぞ!
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JR岩泉線の旅はいかがでしたか?既にご存知の方も多いと思いますが、これは岩泉町を代表するホテル「龍泉洞愛山」さんが取り組む「もうひとつの岩泉線プロジェクト」。町並みや山並みがとても丁寧に再現されていることに驚きますが、なんとまだまだ工事中で、最終的に押角トンネルを超えて茂市まで達する計画だそうです。

これなら「JR岩泉線廃線」に落ち込む観光客の心の傷も癒され、まして思い出のある地域住民にとっては、見ているだけで嬉しくなります。現在は二升石を超えて浅内付近までできていますが、「全線開通」の夢が叶う日がとても楽しみです。

「ホテル龍泉洞愛山」さんは四季折々の料理の美味しさに定評があり、龍泉洞地底湖と同じ源泉を使った炭のお風呂も大人気です。日帰り入浴もできますので、「もうひとつの岩泉線プロジェクト」を見ながら、ぜひ温かいお風呂もご利用ください。
日帰り入浴 15:00~22:00 なんと350円!
ホテル龍泉洞愛山ホームページ http://www.aizan.co.jp/
粘土は陶芸家の命だ!「亜久亜工房森水窯」の粘土作り
2013年 11月 15日

今日は自慢の「登り窯」から煙が出ていません。
ブンタ先生はどこかな?と辺りを探してみると…

なんとこれは数十年前に小川地区(詳しくは、こちら。)で掘り出された粘土の元の土「原土(げんど)」なのだそうです。

この原土をふるいにかけ、小石や砂を取り除き、さらに水に沈めて粘土だけを分離する作業から、「亜久亜工房」の仕事が始まるというのですから驚きます。

粘土は水との相性が良く、じっくりと時間をかけて樽の底に沈んでいきます。樽の底1/3程まで沈んだら、さらに別の場所に移して安定させます。

陶芸家の仕事は粘土をこねてお茶碗やお皿を作ることだと思っていましたが、なんと粘土を作ることから始まるんですね!

「いやぁ粘土作りからやる人は少ないですよ。粘土作りはねんどくさい。」(面倒くさい?!)
さすが登り窯すら自らの手で作ってしまうブンタ先生のこだわりです。

「岩泉町の大地」そのものの粘土を原料に、岩泉町の水を使い、岩泉町の森から集めた薪を燃やして生まれるのが、「亜久亜工房 森水窯」の陶芸作品です。

これほど価値のある、岩泉町ならではの特産品はありません。一生使うお皿やお茶碗をお探しの方、ぜひ「道の駅いわいずみ」、あるいはうれいら通り商店街「横屋手しごとや」で実物を手に取ってご確認ください。
※もう少し知りたい方は・・・土の優しさが伝わる!亜久亜工房 森水窯を訪ねる
おぉ、たぬきさん!(「志たあめや」さんの美味しいケーキ)
2013年 06月 21日
【感謝】JR東日本グループ「岩泉町商談会ツアー」盛大に開催
2013年 06月 14日

JRといえばすぐに鉄道、新幹線、ローカル線と思い浮かびますが、JR東日本グループでは鉄道のもつネットワークを生かし、各地の特産品から伝統文化、観光資源の掘り起こしや地域の魅力再発見のためのプロジェクトにも力を入れているのだそうです。
(参考) JR東日本地域再発見プロジェクト
このプロジェクトの一環として、昨年秋にも岩泉町を舞台とした商談会を開催していただき、今回は季節を変え、第2回目の開催となりました。

会場となった「龍泉洞温泉ホテル」には、岩泉町物産振攻会の9団体を含む岩泉町内外の15団体が、自慢の商品を持ち寄りました。JR東日本盛岡支社様よりご挨拶をいただき、商談会の始まりです。

当社もそうですが、岩泉町の小さな企業が首都圏に販売先を確保するのは本当に大変なことです。わざわざ岩泉町まで来ていただき、岩泉産物の魅力を見つけ出してくださるのですから、これほど嬉しいことはありません。
直接商品を販売していない駅ビル会社の方も、駅構内での「岩泉物産展」を検討してくださったり、商品開発に関するアドバイスを下さったり、素晴らしく有意義な時間をすごさせていただきました。

岩泉町には素晴らしい食材や商材がたくさんありますが、まだまだその魅力を生かしきれていないのが現状かも知れません。JR東日本グループ各社様の期待に応えられるよう努力しなくてはならないと感じました。
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「岩泉町商談会ツアー」にご参加のJR東日本グループの皆様、誠にありがとうございました。今後ともご指導ご鞭撻くださりますようよろしくお願いします。
また、商談会を円滑に進めてくださった岩泉町役場の皆様にも大変お世話になりました。「あの時のMさん」にも多大な感謝を申し上げて、報告を終わります。ありがとうございました。
岩泉工芸の晴れ舞台「岩手・岩泉クラフト展」INはっち
2013年 06月 12日

八戸といえば漁業と屋台と朝市の町。300を超えるテントが並ぶ日本最大級の朝市「館鼻岸壁朝市」で朝食をとり、JR八戸線「鮫」駅に車を停めて会場に向かいました。

2011年にオープンした「はっち」は、八戸の暮らしと手しごと知るための「入り口(ポータル)」となる「博物館(ミュージアム)」。1階「はっちひろば」がクラフト展の会場です。

八戸市をはじめ青森県の皆さんに岩泉町の素晴らしい工芸品を展示即売するために開かれましたが、会場に入ると家具や陶芸、ドライフラワーや革細工の美術館のようです。

普段「道の駅いわいずみ・三田貝分校」で販売している商品も、晴れ舞台に登場し、なんだか誇らしげな気分。

新聞2紙で取り上げていただいた上、初日には地元FMラジオの生放送に出演したこともあり、クラフト好きな八戸市民がたくさん足を運んでくれました。1時間近く作品を眺めていたり、作家と意気投合してランチに出かけたり、とても良い雰囲気です。

階上に上ると、八戸の海の暮らしやクラフトを楽しむことができます。

「はっち」はどこを見ても展示がとても上手。使い込んだ漁具がオシャレなインテリアとなり、「デコトラ(デコレーショントラック)発祥の地は八戸だった」という雑学に「!」マークをつけたり、お客さんが喜ぶ見せ方が素晴らしい。

「南部裂き織り」コーナーには伝統の風格があり、郷土芸能「えんぶり」を再現した人形は愛嬌たっぷり、八戸市民には懐かしい地サイダー「みしまサイダー」も、初めて知る人には洗練された飲み物になっています。

「岩手・岩泉クラフト展」は、3日間の会期をもって終了しましたが、これらの作品は道の駅いわいずみ・三田貝分校、うれいら通り商店街「横屋手しごとや」、そして各工房でお買い求めいただきます。
詳しい情報をご希望の方は、お気軽にお問い合わせください。八戸からのお客さまも大歓迎です。
【岩泉町物産振攻会】事務局(㈱岩泉産業開発) 0194-22-4432
「はっちブログ」にもご紹介していただきました。
http://hacchi.jp/blog/2013/06/2013917.html
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帰りもJR八戸線に乗って「鮫」まで帰り、そこから車で白井海岸・種差海岸の素晴らしい海を眺めて岩泉町に戻りました。「岩手・岩泉クラフト展」は来年も開催予定です。
岩泉ならではの素朴で美味しいお菓子店「志たあめや」
2013年 06月 06日
その代表が、岩泉町の小さなお菓子屋さん「志たあめや」ではないかと私は思います。創業はまだ南部藩の時代、天保3年(1832年)と言いますから、なんと180年もの歴史があります。その名の通り、当初は「あめ」を作っていたそうです。

龍泉洞や道の駅のお土産コーナーでは、「くるみ羊羹」「べこ羊羹」「牛乳せんべい」などがありますが、うれいら通り商店街にあるお店を訪ねると、洋菓子から和菓子、菓子パン、駄菓子まで、魅力的な商品だらけです。

たとえば「岩泉おこし」(180円)。黒糖をぬった普通のおこしかと思いきや、なんと雑穀のあわを使った「あわおこし」です。

「かりんとう」(350円)はなんと一枚一枚手切りで、薄切りなのでとても食べやすい。

くるみクッキー(200円)は素朴なパッケージデザインが目印で、

「タルト」は一転、オシャレです。

そして、なんとも夏らしいクッキーも新登場。

小さなお店に、魅力的な商品がまだまだたくさんあります。岩泉町に来たら、ぜひうれいら通り商店街「志たあめや」さんにお立ち寄りください。
(参照)
「たぬきケーキのあるとこめぐり」
「うんめぇ~もんみ~っけ!! 岩泉町 志たあめや」
「岩泉町の懐かしパン~「志たあめや」さんの菓子パン(今日の田舎)」
6/7~6/9「岩手・岩泉クラフト展」INポータルミュージアムはっち
2013年 05月 27日

「岩手・岩泉クラフト展」(展示即売)
期日:6月7日(金)12:00~18:00
6月8日(土)10:00~18:00
6月9日(日)10:00~17:00
会場:青森県八戸市「八戸ポータルミュージアムはっち」
「はっち」は大人も子どもも楽しめる素晴らしい施設です。八戸市周辺の方はもちろん、岩泉町の皆様にもぜひ足を伸ばしていただきたい。
(参照)
岩泉町物産振攻会視察研修~第1幕「八戸はお洒落な工芸の町でござんした」
「岩手・岩泉クラフト展」(八戸市)(昨年の様子)
この機会に八戸の有名な朝市巡りもお薦めです。
・八戸館鼻岸壁朝市(毎週日曜日、日の出から午前9時まで開催)
・陸奥湊駅前朝市(第2土曜日は休み)
「八戸市「陸奥湊駅前朝市」で朝食を食べる」
その他、八戸では市内各地で朝市が開かれています。
岩泉から八戸への道中、「あまちゃん」で脚光を浴びている「南部もぐり」の里・種市海岸を見てきても良いですし…久慈からJR八戸線を使って「小さな旅」も楽しそう。
ここだけの話、「クラフト展」を口実に、「八戸屋台村みろく横丁」の夜を楽しむこともできます。
何はともあれ、早めに予定を組んで、ぜひ「岩手・岩泉クラフト展」に足を運んでくださいませ。
岩泉町の広葉樹の魅力を凝縮~阿部工房の手作り家具
2013年 04月 15日

「阿部工房 SHOP & GALLERY VOICE」
このオシャレな工房に入ったことがありますか?

なかなか見事な写真?それとも絵?
いえいえ、これは窓の外の風景です。(もうすぐ桜色に染まります。)

実はここは阿部正伸さんの手作り家具のギャラリーなのです。
窓が小さいのは直射日光を控えるためで、白い壁に開いた窓からの風景も、それぞれが美術品みたい。

阿部さんが家具に使う材は、ほぼ全て岩泉町と田野畑村産の広葉樹です。それぞれの材の特徴を生かし、たった一つの家具を作っています。

オーダーメイドの手作り家具だから、ちょっとした隙間用にとこんなに細い収納棚を注文する方もいます。
阿部さんが窓の外にある「宝物」を見せてくれました。

これは田野畑村で立ち枯れ、切り倒されたケヤキの樹で、地域の方にお願いして譲っていただいたそうです。一口に「ケヤキ」と言っても、育つ環境によって材としての価値は一様ではなく、良い樹との巡り合いから家具作りが始まるのかも知れません。
(恵まれた環境で育つと、木目が荒く、材にしたとき木が暴れる=反りが生じる、とのこと。)

工房はギャラリーのすぐ隣にあります。岩泉の森で育ち、岩泉で作られた家具がある暮らしは、どんなに素晴らしいことでしょう。決して安くはないけれど、いつかは欲しい阿部さんの手作り家具です。

★阿部工房の写真立てや一輪挿し、花台などの小物は、うれいら通り商店街の「横屋手しごとや」「ナドダーノ」でも販売しています。
「amazon」人気の秘密に迫る~IT勉強会開催
2013年 02月 20日
講師はアマゾンジャパン株式会社マーチャントサービス事業本部で全国各地の特産品等を扱う地域営業課の課長さんです。

普段商品を購入する立場で「アマゾンは便利だなぁ。」と漠然と感心していましたが、その背景にはきちんとした企業理念がありました。それは、
「地球上で最もお客様を大切にする企業であること」
そして、お客様にご満足頂くための3つの柱が「品揃え」「低価格」「利便性」なのだそうです。

この勉強会の目的は、物産振攻会のメンバーである小さな企業や手作り工房の商品をネット販売につなげることです。アマゾンさんでは商品の品揃えの充実と、地域への貢献のために、今後全国各地の特産品販売にも力を入れて下さるそうです。ありがたいですね。

アマゾンさんの素晴らしい取り組みをご紹介するために、NHKの取材班が同行し、勉強会の様子を撮影しました。当社通販係のお姉さんもインタビューを受けましたので、登場するかも?
2月24日(日)午後8時~8時49分 NHKBS1
「Biz+サンデー(ビズプラスサンデー)」(新番組)

大人気の「amazon.co.jp」で、岩泉の特産品が並ぶ日も、そう遠くないかも知れません。当社も今後インターネット通販事業を改善していくよう努力しますので、よろしくお願いします。