大盛況!山ぶどうワインと短角牛を楽しむ会
2011年 07月 31日

龍泉洞貯蔵の貴重なワイン『山ぶどうワイン宇霊羅』と『いわいずみ短角牛』を楽しむ会が盛大に開催されました。
震災による観光客の減少、放射能不安による牛肉離れと厳しい現実を迎えていますが、暗い雰囲気を吹き飛ばすほど、とても賑やかな食事会となりました。

ワインソムリエの松田宰さんに『宇霊羅』の美味しさの訳を解説していただきました。鉄分を含んだ赤い土が、良質の山ぶどうを育てているそうです。そして、松田さんの語り口は、ワインの如く滑らかでキレがあり、会場の雰囲気は最高潮に達しました。

会場の外では、もう一つの主役・短角牛のステーキと串焼きが次々と焼かれています。

「ここに短角牛がいる幸せ」ですね。
最高に美味しい短角牛肉を食べながら、次は短角牛生産リーダーの合砂哲夫さんから、短角牛クイズの出題です。3択の正解者の中から、じゃんけんで勝者に記念品をプレゼント。

幸運はこのテーブルにあり。
次々と記念品が集まり、その度に万歳三唱の大騒ぎです。

最後は皆酔っぱらいながら、締めの三三七拍子となりました。

来賓にお招きした岩手県沿岸広域振興局菊池副局長のお話が印象に残りました。
「3月11日の震災以降、被災地でこれだけの会が開けるのは岩泉町だけです。沿岸地域を引っ張るトップランナーとして、風評被害に負けないように、岩泉の味を堪能し、その美味しさを伝え、地域に元気を広げましょう。」
楽しい時間を共有して下さったみなさま、ありがとうございました。参加総数85名でした。
『山ぶどうワイン宇霊羅』8月1日発売です。
『いわいずみ短角牛』末永くよろしくお願いします。
いわてスカイツリー
2011年 07月 30日

点灯!

すごい高さだ!!

道の駅いわいずみ店内にそびえています。
商品の放射能検査を行い、安全性を確認しています。

お台場合衆国へ上陸
2011年 07月 29日
「お台場合衆国2011~ぼくらがNIPPON応援団!~」が開催されています。

このイベントは2009年から行われていますが、
今年は「東日本復興」と「節電」を大きなテーマに掲げています。
さすがフジテレビ、平日といえども大勢の人で溢れています。

この中に、「みちのく合衆国」という小さな国があり、被災地域の商品を優先販売するとともに、全収益を被災地へ寄付しています。

岩泉町の名水『龍泉洞の水』、『龍泉洞の烏龍茶』、『龍泉洞の緑茶』も販売されています。
こんな華やかな舞台で販売していただき、感謝感激の日々です。

「お台場合衆国2011」は8月末まで開催していますので、東京方面の方、夏休みを利用して上京される方はぜひお立ちより下さい。
故郷に還る~南部鼻曲がり鮭
2011年 07月 28日

岡山在住の女性版画家が、素敵なデザインを送ってくれました。
東京出身の彼女は20代の頃、単身岩泉町で暮らしたことがあり、震災で大きな被害を受けた岩泉町、三陸地方を思い、南部鼻曲がり鮭のデザインを考えてくれたのです。

三陸沿岸の川で生まれた南部鼻曲がり鮭は、海へ下り、遙かアラスカ沖まで旅をして、やがて生まれ育った川に還ってくるといいます。
震災で一時的に生まれ育った土地を離れざるを得なかった人たちも、いつかまた故郷に還ることができますように…
これから版画を彫ってもらい、何らかの「南部鼻曲がり鮭グッズ」を作ることができたらいいなと思っています。(何かアイデアありませんか?)
三陸の海の幸を愛する彼女は、おまけにこんなデザインも考えてくれました。
何だかわかりますか?

好きな人にはたまらない、ホヤとウニですね。
日本短角種・黒毛和種共進会
2011年 07月 27日
「第22回宮古地方日本短角種共進会」と「第16回宮古地方黒毛和種共進会」
が開催されました。

共進会は由緒ある牛の“美人(美牛?)”コンテストのようなもので、各生産者の日頃の努力の成果を発表しあう貴重な機会です。
しかし、今年の共進会は複雑な思いが交錯していました。原発事故に伴う放射能汚染が広がり、東北各地の牛肉生産にただならぬ影響を及ぼしているからです。

冒頭の主催者挨拶の中で、情報を共有し、生産技術の向上を図りながらこの厳しい局面を乗り越えるしかない、との決意が伝えられました。

今日の共進会には短角牛約50頭、黒毛和牛約30頭が出品され、審査員による厳粛な審査が行われました。
最優秀賞(兼県知事賞)を受賞した牛は次の2頭です。
▼日本短角種…たかさつ号(岩泉町釜津田・佐々木松郎さん)

▼黒毛和種…しげこ号(岩泉町安家・合砂哲夫さん)

※本日、岩手県内でと畜される牛は全て放射能検査を行うことが岩手県庁から発表されました。岩泉町では牧草・稲ワラ等の放射能汚染はなく、7月13日に行ったいわいずみ短角牛肉の検査でも放射能は検出されていませんが、全頭検査により安全性が証明され、生産者の苦労と努力が正当に評価されることを信じています。
夏野菜盛りだくさん
2011年 07月 26日
夏野菜の代表格、ピーマン・ナス・トマト・キュウリ・ササギ・シシトウ・オクラ…

ブルーベリーは大粒・小粒、内容量も様々。今日は桃が大人気です。

ウメ、赤シソ、お盆用の松や切り花もあります。

新ジャガイモ・タマネギ、カボチャにダイコン・ニンジン・ホウレンソウ・原木シイタケも。
もちろん定番のタマゴ、雑穀、漬け物、干し椎茸もあります。
年中無休で夏期は8時30分開店ですが、10時~11時頃が最も品数豊富です。
午後には売り切れ続出ですから、ぜひお早めにご来店下さい。

少年の夏休み
2011年 07月 26日

やっぱり渡ってみよう。
割れ目から落っこちたら、石に頭を打つかなぁ。

ゆらゆらゆれていい眺め。

少年はトム・ソーヤになりました。

特産加工場見学(水煮フキ・フキ佃煮編)
2011年 07月 25日
「水煮フキ」 150g 210円
「山ふき佃煮」 150g 336円

素朴な田舎の味が人気で、首都圏の生協などにも一年を通して出荷されています。
原料のフキは、地域の方々から6月に買い入れていますが、その量は「生フキ」で8トン、「塩蔵フキ」で13トンにもなります。買い入れたフキは道の駅裏にある「塩蔵槽」で塩蔵貯蔵し、製造に合わせて塩抜きをします。

そして、地域のおばあちゃん達に内職で皮を剥いてもらい、加工場に運ばれます。

加工場では2人一組となり、カット・調整・洗浄を行います。
長いのは水煮フキ用です。

こちらは佃煮用。

佃煮はこの後、醤油・砂糖・煎りゴマ・トウガラシなどを混ぜた調味液で煮詰めます。
この続きはまた後ほど。
カタクリ再生大作戦、決行!
2011年 07月 24日

カタクリはユリ科の多年草で、花を開くのは4~5月のたった1週間ほどです。
▼春の早坂高原

今回の大作戦は、早坂高原の貴重な財産であるカタクリの群落を後世に引き継ぐために、岩泉町主催で行われました。今年で11回目の大作戦です。今年の参加者は200人くらいでしょうか?
作戦の中身は、ひたすら下草を刈ることです。4班に分かれてガシガシ刈ります。

㈱岩泉産業開発からも、業務のやり繰りをして10人が参加しました。
父も旅先から駆け付けてくれました。

助さん・格さんを従えて、ご老公様みたいですね。
宇霊羅山頂で、ナデシコジャパンに会う
2011年 07月 23日
山頂から岩泉の町並みが一望できます。

切り立った崖の向こうは尼額方面の眺め。

山頂付近でカワラナデシコが咲いていました。

このナデシコの自生地は減少しているのだそうです。
肝心の水源地調査ですが、
降り積もった落ち葉から新しい樹が芽生えており、「大きくになれよ。」とお願いしてきました。
