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2014年3月11日

大震災から3年を迎えるにあたり、テレビでも様々な特集が組まれ、津波の映像が流れています。電気の消えたあの日は、道の駅いわいずみにストーブを運び、レストラン大地工房では沿岸部へ帰ることができなくなったお客様や職員が、偶然居合わせた工事関係者の発電機が灯す明かりの下で、田老町の自宅へ帰ることができなくなったシェフの作る炊き出しを食べ、余震に怯えながら身を寄せていました。
当然、リアルタイムでは津波の状況を知るすべもなく、今テレビに映し出される映像を見ても、現実にこのようなことがあったのだろうかと首をかしげてしまいます。

家族や親類、あるいは大切な友人を失った多くの方々の悲しみは、今もって癒されることはなく、また、将来に向けた不安は募るばかりなのかも知れません。岩手日報の記事によると、被災者の多くは、たった3年前の大震災が、すでに過去の出来事として風化しつつあると感じているそうです。確かに、がれきは撤去され、道路は整備され、目に見える惨状は片づきました。でも、どんよりとした、目に見えない閉塞感を感じています。

▼小本地区の住宅跡地。奥に見えるのは小本川水門。
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▼小本市街地。山側で倒壊を逃れた住宅。
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▼旧岩泉町役場小本支所。左の赤線は津波浸水位置。
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▼小本市街地。堤防かさ上げ工事のトラック多数。
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▼松林はこの通り。でも1本は確実に生きています。
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▼青い海、青い空。港湾は工事中。
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▼漁港も工事中。
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▼平和な港の情景。
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▼今年は芽を出してくれるか、小本川の河畔林。
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▼三陸鉄道小本駅。田野畑方面は4月6日運転再開。
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▼小本駅からの眺め。仮設住宅、仮設商店街、移転予定地、三陸自動車道。
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▼中野七頭舞。(小本駅構内)
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▼復興へ向けて、工事は続く。
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この3年間、毎月11日には沿岸被災地の様子を紹介してきましたが、正直にいえば、現実を直視することは難しく、おそらくこれからも表面的な事柄しかご紹介できないことを、どうかご了承ください。
by kyounoinaka | 2014-03-11 00:00 | ○復興に向けて

2日連続のきっしーです!

さて、去る3月2日に宮古地域の新たなおみやげ発表会が行われました!
今年度、岩手県宮古農林振興センターの支援のもと開発されたおみやげの、試食&販売イベントでした!

(株)岩泉産業開発では、「龍泉洞黒豚」を2012年のミート工房改装オープンを期に取り扱い開始。
スライス肉を販売し、レストランメニューとしても「メンチカツ」など提供してきましたが、
このたび、おみやげ用として持ち帰れるような道の駅の看板商品を作りたい!と考え、事業に応募採択されました。

そして開発されたのが12月に発売した「龍豚メンチ」(パッケージを開発)。
そしてまさにこの日に発売を迎えた「龍豚串焼き」。


ほかに登場したのはどんな商品でしょうか!?
○川井産業振興公社さん&古須賀商店さんの「おいシソ新巻鮭」
川井は歴史あるシソの名産地。これまでもシソ飲料などいろいろな商品を開発してきましたが、
今回は水産加工会社と連携しての「シソ風味新巻鮭」。
開発にはさまざまな苦労があったそうですよ!
つまみにも、もちろんごはんのおかずにもいいですよ!
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○山根商店さん&岩泉産直よってけ市場さんの「岩泉玄米入り宮古縄文いかめし」
山根商店さんはこれまでも、化学調味料無添加にこだわった商品を作ってきました。
一見、薄味に見えますが、素材や繊細な味付けにこだわっており、
実に一つ一つの味の要素が味わい深いというか・・・魅力的な商品です!
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さてさて、道の駅いわいずみからはキッチンカーも出動。
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中ではメンチカツがおいしそうに揚がり、串焼きも焼けてきました。
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会場はこんな感じ。
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あのー手が空いてる時にとったので閑散としてますが、
3月となりけっこう観光の方も見えられ、昼時はとくににぎわっていました!

メンチカツ&串焼きは岩泉自慢の「あらぎりワサビ」で味わって頂きました。
これが実に合うんです。
アンケートでもワサビ味がよかったという感想をいただきました。
ほかにも、なかなか我々の目線ではわからなかった意見があり、とってもいい機会になりました!

関係者のみなさん、ありがとうございました!

きっしー
by kyounoinaka | 2014-03-10 10:51 | ◆イベント情報・報告

人生初の味噌造り

先日は、岩泉の食の文化財ともいうべき知恵の結晶「味噌玉」を編集長が紹介しましたが、
今回は参考書片手に作った、きっしーの人生初の味噌造りの模様を温かく見守ってやってください(笑)

昨年、無事に収穫を迎えたきっしーの大豆畑。
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1月は、豆打ちした大豆から、スローフード岩手に寄贈頂いた「とうみ」でごみをのぞき、さらに手選別でよい粒を選び出しました。
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その大豆を、一晩、水に浸し・・・ふっくらとよく煮えそうな豆になりました!
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この豆を、圧力鍋でやわらかく煮ます。

用意したのは
岩泉の麹屋さんでありスーパーでもある「かぎや」さんのこうじ。
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ミネラル豊富な赤穂の甘塩。
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こうじと塩はよく混ぜてやります。

今回は豆2:麹2:塩1の割合です。

煮豆を秘密兵器「ポテトマッシャー」でらくらくつぶし、
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豆の煮汁を若干加え、
こうじ・塩をまぜて団子状にして・・・・

容器の底に投げつけて空気が入らないように詰め込みました!
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今回はとりあえず実験的に少量作ったのですが、
意外と簡単なことがわかりました!

いまは、大豆、じゃがいも、果実酒と一緒に、直射日光の当たらない玄関(兼、食料貯蔵庫)で熟成させてます。

今年のきっしーの目標は、我が家の食糧自給率アップ。
さてさて1年後には味噌も自給開始できる・・・はず!!

そろそろ種の注文もしたいですね。
野口の種さんのホームページをときどき見て考えてます。

きっしー
by kyounoinaka | 2014-03-09 10:09 | ●地域情報 家族の食卓・地域食

「初めまして、O石です。さ、昨日龍泉ど洞ワワイン宇霊羅を龍泉洞内に運びました。」
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初めてのブログで緊張しているようですので、以下編集長が代筆いたします。
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昨年秋に収穫した山ぶどうを使って仕込んだ「宇霊羅」。今年も春が来る前に、一年中10度前後で安定している龍泉洞内の貯蔵庫に搬入しました。
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いつも真面目なO石さん、足も速いが手も早く、手際よくセラーにワインを並べていきます。白い紙が巻いてあるのは、ラベルを痛めないようにするためです。
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岩泉産山ぶどうを原料に、岩泉町のシンボル龍泉洞で眠る「山ぶどうワイン宇霊羅」。今年も夏に解禁となりますので、お楽しみに。
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by kyounoinaka | 2014-03-08 00:00 | ◎もの 山ぶどう&龍泉洞貯蔵ワイン宇霊羅

前略、Cafe穀雨さま

先日はふとしたご縁で声をかけていただき誠にありがとうございます。
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「穀雨」という言葉の響きに関心を持ち、恥ずかしながら調べてみると二十四節気の一つで4月20日頃のこと、「春の雨がすべての穀物を潤す」という意味が込められているそうですね。
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この言葉を屋号とするなんて、なんだかとても素晴らしい。

岩泉町は、山また山の不便な地方にありますが、「穀雨」さんの好きな多様な雑穀類や、季節の流れの中での確かな暮らしが息づいています。
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安家地大根やどんぐりは山の暮らしの象徴で、これらを失うことは、岩泉町の暮らしの土台を失うことだと思います。でも、日々の暮らしの中で、時々何が大切なのかわからなくなってしまうんですよ。
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そんな時、穀雨さんのカフェを拝見し、改めて岩泉町の魅力に気が付きました。はるか遠くの街ではありますが、また何かの機会には、ぜひ岩泉町を思い出してください。
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では、さいなら・さいなら・さいなら。

「Cafe穀雨 農と食と人のこと」  http://cafekokuu.exblog.jp/
by kyounoinaka | 2014-03-07 08:00 | ◎もの 岩泉まめつぶ農園…各地の畑から

春が来~れば思い出す~、というわけで、そろそろ南部(旧南部藩)の玉味噌作りが始まります。始まるといっても、今ではめったに作っていませんので、製造工程に立ち会うことはなかなか難しい。
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私自身初めて「味噌玉」を見たのは、川井村の開拓地でのぼぁちゃんの暮らしを追ったドキュメンタリー映画「タイマグラばあちゃん」の中でした。
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しかし、時々山間部の農家でごちそうになる、何とも力強い味噌に感動し、「これは自家製味噌ですか?」と尋ねたところ、「地味噌」「昔味噌」「玉味噌」などと返ってくるのでした。
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この味噌の特徴は、麹を使わず、家屋敷に棲んでいる(?)土着菌の働きで豆を発酵させることです。炊いて丸めた大豆をつるしておくと、白いカビのような菌が棲み付き、3年かけてこの菌が味わい深い味噌を作ってくれるんですよ。
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なぜ麹を使わないかというと、もともと岩泉町は稲作に不向きで、お米がとれなかったからなんです。しかし、そのおかげでよそでは絶対にまねのできない、奥深い味わいの味噌ができるのですから、地域の風土に感謝感激です。豆腐田楽の「にんにく味噌」にも、短角牛の塩分補給にも、「玉味噌」にかなうものはありません。

写真は数年前に撮影したもので、南部の玉味噌作り「前編」です。どなたか今年「玉味噌」づくりに取り組む方がおりましたら、こっそりと私に教えてください。
by kyounoinaka | 2014-03-06 08:08 | ●地域情報 家族の食卓・地域食

はーるよ来い

今朝もまだまだ氷点下、道路脇には雪の山ですが、私のセンサーでは着々と春の気配を感じています。どこにそんなセンサーがあるのかというと、鼻の中に組み込まれていて、春を感じると塩分を含んだ水が流れる仕組みです。(人はこれを「花粉症」と呼ぶ。)

さて、昨日は久慈市山形町に行ってきました。安家から工事中の大月峠を越えると、同じ山の中でも風景が違ってきます。山形町に着くころになると、明らかに「この山は岩泉ではないな。」と感じるから不思議です。雪も岩泉より若干多いようでした。

鼻水の春ではなく、早く暖かい春が来るといいですね。
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▲昨年4月11日のフクジュソウ(岩泉町小本)
by kyounoinaka | 2014-03-05 07:57 | □取るに足らない話

ひと足はやい春

この数週間とっても忙しく、日々遅れをとった業務に追い付くことが課題となっています。ほんだらばブログなどやめてしまえばよいのですが、「毎日続けている」と「一日だけ休んだ」の違いはあまりにも大きく、その恐ろしさに今日も記事を作っています。

昨日はブログを読んで当社の活動に興味を持って下さった大学の先生(社会心理学が専門)がはるばる岐阜県から訪ねてきて、「毎日続けることが大切です。ぜひ頑張ってください!」と激励して下さりました。

ということで、今日も明日も明後日も、「取るに足らない話」で恐縮ですがお付き合いください。

まだ寒い日が続きますが、「ひと足はやい春」の写真です。
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春は少しだけ憂鬱で、そのために苦みのある山菜を食べることが大切なのだそうです。「ばっけ(フキノトウ)味噌」が好きです。
by kyounoinaka | 2014-03-04 07:50 | □取るに足らない話

ひなまつり

3月3日は桃の節句。ひな人形を飾って女の子の健康と幸せを願うのは、平安時代の厄除けと人形遊びがもとになっているのだそうです。
(技術評論社「おうちで楽しむにほんの行事」広田千悦子著)
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ひなまつりには何を食べますか、お嬢さま?
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「 ・・・?」
by kyounoinaka | 2014-03-03 12:19 | ●地域情報 家族の食卓・地域食

3月1日、渓流釣り解禁日。
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まだ雪が多く、釣り人わずか。気温が上がると雪崩の心配あり。
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昔はみんな川を向いて暮らしていて、家の前に良い川があるかどうかが嫁ぎ先の条件だったとばぁちゃんが話していました。
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ばぁちゃんが憧れた安家川とともにある、静かな暮らしのたたずまいです。
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それにしても、雪に閉ざされたままの家々が目につきます。あのばぁちゃんの家も、今はもう空家になったのかな?
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2002年廃校の安家小学校川口分校。いつの間にか校舎もなくなっていました。
by kyounoinaka | 2014-03-02 08:00 | ●地域情報 地域の話題&岩泉・近隣の風景