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昨日に引き続き、三陸鉄道の旅の話題をお伝えします。小本駅からひと駅先の「島越駅」で途中下車すると、北山崎断崖クルーズを楽しむことができます。そんなこともあってか団体様で島越駅は大賑わいです。
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こちらの駅舎も売店、待合室、写真展示があり、皆さんゆったりと風景を眺めたり列車を待っている様子でした。
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島越は断崖絶壁がちょうど切れて川が海にそそぐところで、3.11津波の襲来時は集落・三陸鉄道ともたいへんな被害を受け、現在も工事が進められています。工事が終わったら、どんな光景になるんでしょう?
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さて、ずっと来たいと思っていた北山崎断崖クルーズに乗りに来ました。
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あいにく季節風のやませの影響で曇っていますが、その分迫力のあるクルーズになることでしょう!
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窓口で三陸遊覧船といえばこれ!!定番アトラクション?の「うみねこパン」を購入しましょう。
(人も食べれます。)
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うみねこに上手に餌をキャッチされたときの快感と、うみねこが餌を落とした時のリアクションが楽しくて、同乗者がいれば一緒に盛り上がれること間違いなし!同乗者がいなくても、周囲のお客さんにウケます!ツアー団体様が帰ったあとの夕方の遊覧船は空いていましたが、遠方からのお客様がいらしていました。
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船は何回か乗ったことのある浄土ヶ浜の遊覧船より小さ目の船。出発して少しで外洋に出て船は波を受け、迫力ありまくりの断崖絶壁も相まってワイルドな印象。船内には天気が悪くても安心して楽しめる室内のシートもありますが、今回の乗客の皆さんは全員甲板に出て、手すりにつかまりながらそのワイルドなクルーズを楽しんでいます。
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出発してしばらくは南の、鵜の巣断崖方面が見えています。あの岬の突端は岩泉町の水尻崎でしょう。実はこのクルーズ、岩泉町の海の顔も遠目ではありますが見ることができるんです。
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島越、羅賀の集落、そしてホテル羅賀荘、立派な地層などを見ながら船は北山崎へと進んでいきます。見どころはあちこちにあり、ガイド放送を聞きながら目を離せません。途中、弁天崎という場所は「ここから眺める日の出は東洋一?日本一?(ド忘れ)と言われております」という放送が流れ、それはそれは陸上からも日の出を見に行ってみたくなりました。

ほかにも「こちらはハマナスが咲く砂浜、ハマナスの時期には香りが・・・」という放送には地上からも探検したくなるようなスポットがまだまだあちこちあることがわかりました。

島越駅前の看板によると、宮沢賢治さんも船で大正14年1月、田野畑~宮古間を移動したそうで、この変化にとんだ地形からさぞかし多くのインスピレーションを受けたのでしょう。その際の模様と思われる「発動機船一、二、三」という詩を生み出したそうです。そのほか、「モシ竜」の発見を予言するかのような作品を残しています。
(宮沢賢治さんも岩泉小本、茂師海岸の景色を船から目にしたことでしょう。大正生まれの人によると田野畑~宮古間の船は小本経由だったそうですから、、もしかしたら賢治さんも・・・寄港したのではないでしょうか?)

上司のRYOさんとも後日、そんな昔の移動手段の話となり、「昔のほうがずっと(心が)豊かだったんだなぁ~」とひとこと。
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海鳥の巣がある岩礁地帯を過ぎるといよいよ、およそ200mの断崖絶壁地帯に入り、航路はさらに迫力を増していきます。いや~すごい!!カメラを手から離せません。


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迫力ある洞門など断崖絶壁を、ちょうど今の季節はツツジが彩っています。それこそ北山崎には、まだ季節に見に行ったことがありませんが白花シャクナゲが咲くそうですが、このクルーズ船からも見えるんでしょうか!?「やませ」で霧がかかる風景も迫力がありますが、今度は晴れた日にも乗ってみたいものです!
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そして北山崎へ到達。延々と連なる断崖絶壁の前で、船は一瞬、ゆっくりとして・・・
そして、復路へと付きます。行きは写真撮影に夢中でしたが、復路は今度は室内でゆったりと風景を眺めて過ごします・・・

この迫力ある断崖の景色はもちろん景勝地(北山崎、鵜の巣断崖など)の陸上からも多少は眺めることはできますが、険しい地形だけあって、国道や列車からはそれほど眺めることができません!同乗した乗客の方々も「これは車からは見えない景色だね~」と興奮気味で喜んでいたようです。ぜひとも列車からも、車からも、途中下車してのクルーズ乗船をおすすめします!!
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さて島越港から、龍泉洞までは40分ほど。(県道44号・国道455号経由  もしくは 島越駅前から谷沿いに西へと向かいグリーンロードを経由する道 どちらでも)
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帰りはグリーンロード経由で帰ることにしました。思惟大橋を下から眺めながら、また晴れの日に船に乗って季節ごとの風景を見たいな~と思いながら帰宅!まだまだ、近所にも面白いスポットはたくさん!

by kyounoinaka | 2016-05-25 08:17 | ●地域情報 ローカル線の旅

さて、先週は寝違えて上半身ぎっくりになってしまい、
整体に行くために2回往復、小本から三鉄を利用しました。
ちょうど、趣味的に三鉄の利用状況を見てみたかったのもあります。
少々マニアックになりますが、その私なりの考察を書いてみました。
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◎1回目は祝日の15時台の宮古行。
小本から10人程度(観光の方々含む)が乗車。
2両編成は座席は7割くらい埋まり、盛況。
まだまだ三鉄ブームは続いているんだなと実感。
旅行ツアーの団体御一行様が田老で降りていきました。

◎その帰りの18時台の久慈行。
2両編成のうちの1両のみ客扱い。
こちらは祝日でしたが帰宅の学生。あと一般の方々も若干名で座席は3~4割程度埋まり、でしょうか。
てことは平日はもっといるのかな?
うち7割以上の乗客が小本で降りました。

◎2回目は平日の8時台の宮古行。
通学時間帯は終わっていたあと。
2両編成はかなり空いていました。
座席は2割程度埋まり。

田老で交換した久慈行は宮古北高校の高校生が多数下車し、
あとは座席は1割程度の乗車でガラガラ。

◎宮古駅に到着したら、10分後に団体列車が発車するとの事で混雑していました。
その1時間後にも別の団体列車が発車していきました。

◎11時、私は久慈行に乗車。
座席は9割くらい埋まっていました。
ビジネスの方々(視察も兼ねて?)、観光の方々、一般の方々、保育園の遠足?等々混み合っていました。
小本で数名の下車。

◎地元のお客さんは小本~宮古間の乗車がかなり占めているんですね。
ただ、沿線のほかの自治体の、人も含めての復興状況にもよるとは思いますが、
震災前から地域輸送では乗客数は厳しかったわけで。。

◎車内で観光らしき方々から多く聞かれたのが、「内陸ばかり」「トンネルばかりで、想像と違う」という言葉でした。
私は鉄道が好きだし、運転で肩もこらないし、三陸の海はいつも見ているので、三鉄も楽しめてしまいますが、
観光の方々は、はたしてどこまで満足しているのだろうか?と感じてしまいます。
あまちゃんのイメージでの観光は持ってあと2~3年が限界のような・・・。
(※もちろん、様々な企画列車では、お客さんに楽しんでもらえる様々な工夫が行われているとは思いますが。)

◎弊社道の駅も含めて、岩泉町の観光が三鉄をいかに取り込むかが、かなり
三鉄の将来に影響してくるなと強く感じました。
純粋に宮古~岩泉などの移動手段としてなら、町民バスとの接続も良いし、ただ案内が乏しいだけで、利用している人の姿もそこそこ見えます。
公共交通があるから、行くという観光の方もけっこう根強くいると感じます。
(私も学生時代は原付を持つまではそうでした。)

「トンネルだらけ」も三陸海岸の成り立ちとからめれば、納得いくし。(少々マニアックですが)
久慈~岩泉の移動手段としてなら、海も多少は見ることもできるし、
岩泉で楽しんでもらえれば、総合的にかなり満足してもらえるように思います。

全線、一般列車の乗り通しだけで楽しんでもらうのは、
鉄道が好きでないと、なかなか厳しいような気がします。

道の駅を、三鉄で来て龍泉洞を観光する方々の、
中継地点としてもっと活用してもらえるようにしていければなぁ、と思います。
私も三鉄をからめた情報発信を増やしていきたいと思います!
by kyounoinaka | 2014-10-23 08:16 | ●地域情報 ローカル線の旅