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5月にオープンした安家産直(食堂も併設)に、名物のあっかラーメン(かつて安家にあった食堂の名物きのこラーメンを再現)を食べようと思って行ってきました・・・が!!この日はランチタイム終了ギリギリに行ったところ、きのこのラーメンは売り切れで普通のラーメンのみとのこと!
なんでも、地元安家の皆さんも楽しみにしているそうで、半分ぐらいは地元の人が食べているとのこと。もっと外の人に食べてほしい~とのことですが、地元の人に愛されているって、最高じゃないですか!この日もお客さんで賑わっていました。
でも気を落とさず、予想外のパスタセット(ピザ付き)がメニューにあるそうなのでこれを頼みます。ピザは2種類ぐらい選べるとのことで、コウタケ入りのピザを頼みます。
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この日のパスタは旬の野菜(トマト・ホウレンソウ)とエビのパスタ。具材たっぷりで食べ応えがあります。
そして、ピザが生地ももちもちで、特に美味しい!コウタケのピザなんて初めて聞きましたが、合うもんですね。
安家イタリアン。そういえば安家はイタリアン食材も溢れています。秋冬には安家地大根も色々味わえるのか?春はさんがいねぎ?今後も楽しみですね。

さて、産直のほうですが土日のみ営業なのですが、タイミングが合えば「じゅうねもち」「どんぐりまんじゅう」「栗まんじゅう」などの、安家のソウルフードとも言えるような絶品手作り郷土おやつを購入することができますし、食堂でその場で食べることもできます。が・・・この日はすでにおやつ類は売り切れ!!
「早く来なくちゃダメよ~」と言われましたが、おかげでまた来る理由ができました。ある意味、商売上手!?
そのほか、野菜や手作りの工芸品なども販売中ですし、食堂ではソフトクリーム・ホットコーヒーなども販売中なので、ちょっと休憩もできます。
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安家の社会学・民俗学研究のスペシャリスト、岡 惠介さんによる新刊「山棲みの生き方 木の実食・焼畑・短角牛・ストック型社会」も販売されていました。手元にもありながらまだ読めていませんが、安家における長年の蓄積に加え、岩泉町全体のことや、ここ最近の短角牛の動向なども踏まえた考察なども加わり、北上山地の伝統的な暮らし、循環型の暮らしに関心のある方や学生、研究者にはたまらない本だと思います。
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目の前には安家川の清流が流れ、時には釣り人の姿も。食事を待つ間に周辺の散歩も楽しめそうです。
もちろん、日本最大・鍾乳石の素晴らしい「安家洞」 も目の前です。
この夏のおすすめ!「岩泉龍泉洞~安家洞(安家産直)~新山根温泉べっぴんの湯~久慈」このドライブルート(県道7号線)をぜひ通ってみてください。
(※大月峠は9月末完成の見込みで道路改良中のため、平日・土曜日の日中は時間帯通行止めがあります。日中は2時間おきぐらいに一時通行止め解除の時間がありますので、ご確認ください。)



安家産直施設について
【営業時間】9:00~15:00(食堂11:00~14:00)
【TEL】0194-24-2701
【住所】岩手県下閉伊郡岩泉町安家字日蔭1番地10


by kyounoinaka | 2016-07-03 09:43 | ●地域情報 岩泉・近隣のお店&レストラン

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龍泉洞から深い森のなかの快走路を北へ走ると、いまも安家地大根など独自の食文化が伝承されている安家地区へ向かいます。
県道7号線をそのまま北へ行くと、現在道路拡幅工事が行われ、この秋にも大変走りやすい道路が完成する大月峠を越えて「あまちゃん」の久慈市まで通り抜けることもできます。
しかし、この春「安家産直施設」(土日営業)もオープンした安家地区で、ひと休みしたいところ。
役場安家支所の近くには、安家の何でもそろうコンビニ的存在「たまべん商店」もありますよ。
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さて私は安家から葛巻方面に通じる細い県道に分け入って、松林を抜けて行きます。
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山里では八重桜がまだ楽しめましたが、そろそろ桜も見納めですね。
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クルミも春の到来を喜んでいます。
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牛の神様 穴目神社はちょうどお祭りでした。まさに短角牛のための神社。牛飼いさんに話を聞いたところ、かつてはこの日には、牛の安全祈願のために各家々から縄を持ち寄り、神事が行われたのだそうです。あとは煮しめなどを作ったり・・・現在は人が減少したので、旗を立てお参りする程度しか出来なくなりましたが、少しでも賑わいを、という気持ちなのか、ラジオが鳴らされていました。私も、お参りしました。
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道路わきの岩肌もツツジが彩っています。この岩肌は安家だから安家石灰岩層かと思えば、地質図Naviで確認するとそうではありませんでした。1億4千万年以上前の、恐竜が活躍していた時代・・・ジュラ紀につくられたチャートという非常に硬い岩石のようです。安家石灰岩層も、同じ時期の岩石とのことです。
岩泉町の特徴的な景色である岩肌。とっても古い地層だけあって、その起源も奥深いんですね!
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岩山のようなアカマツ山の上には月が出ていました。ここにカフェでもあったら・・・なんて。
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安家から岩泉への帰り道も新緑が素晴らしすぎて写真を見返しても息を飲むような空気感・・・。

by kyounoinaka | 2016-05-22 08:47 | ●地域情報 地域の話題&岩泉・近隣の風景

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5月14日、安家地区の山にやってきました。
岩泉町は本州一広い町。そのため同じ町内とは言えど東西南北、地区ごとに気候や風習も実はけっこう違うのが面白いところです。
短角牛は大きくわけて大川、釜津田、安家の3地区で飼育されており、各地区に放牧地を管理する「牧野組合」があります。
先週までに大川・釜津田地区ではおおむね短角牛が放牧開始されましたが、安家地区では今週放牧開始となります。
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岩泉町の短角牛は人里離れた標高1,000mの高所で、広大な面積の放牧地へと伝統的に放牧されてきました。
冬場の牛舎のある里は渓谷地帯で、それほど広い土地はないので、
冬は牛舎で大事に育て、夏場は牧草地での放牧+林間放牧でワイルドに育てる、そんな夏山冬里方式が長らく行われています。
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冬場は雪で閉ざされる放牧地では、深い積雪や雪崩により、放牧地を囲う牧柵(有刺鉄線)がところどころですが壊れてしまいます。
以前看視人さんに聞いたところ、仮に牛は脱走しても、牧草地の草が豊かであればだいたい戻ってくるそうです。タケノコなど美味しい山菜を食べたくて牛が脱走することもあるようです。
とはいえ!たびたび脱走するようでは広大な放牧地での管理が大変になってしまうので、やはり放牧開始前の牧柵の修理は欠かせません!
というわけで、この日はこの放牧地を利用する3軒の家族が、修理を行いました。私も途中までですが、混ぜてもらいました。
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作業着に、ナタやペンチ、金網や金具を持って。場所を分担して、みんな山を歩いて歩きまくります。
幸い、この日は海からの爽快な風が吹いており作業日和でした。(山の上の方は寒いくらいでした。)
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山のどまんなかなので当然山菜も生えており、作業中にお土産のために、春の味覚を味わうために、「山菜採り」をする人も居ます。
牛たちもこんな贅沢な山菜、野草のほかキノコやどんぐりも食べています。
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そして、この放牧地のなかには沢水も流れています。急な場所に牛が集まると事故のもと。
水源を守る意味も込めて、水源に牛が立ち入らないように柵で囲み、そこから近くの水飲み場に水をパイプで引く。
そんな水源整備作業も行われました。
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そんな水源の周囲にはバイケイソウ(毒草)、ニリンソウなどの湿地を好む花々が繁茂しています。
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水源はだいたい雪崩が起こりやすい場所なので破損も激しく、みんなで一緒に修理しました。
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放牧地の周囲は豊かな自然に恵まれています。
安家の短角牛も山上げを待ちわびていることでしょう!!

by kyounoinaka | 2016-05-16 22:04 | ◎もの いわいずみ短角牛と生きる

岩泉は暖かい冬を迎えています。そんななか、第一級の寒波が来るというので、
週末の安家に安家地大根に縁のある人々が集まりました。
この食文化を安家のみならず、岩泉の若者のなかで伝承しようという取組です。
さぁ、安家地大根の凍みで~ご(凍み大根)作りです。
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暖かい冬と、大根を埋めてくれた人の心遣い?により、比較的浅い場所に埋まっていた地大根。
想定より楽だったので調子に乗ってたくさん掘ってしまいました。

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う~んおいしそうなサツマイモ。違う。安家地大根です。
よく、写真を見てもらったりイベントで展示販売すると、サツマイモみたいな大根、って驚かれます。
実は、このあと、レンジで安家地大根をチンして食べてみたら、ホクホクで甘くて焼き芋みたいで、そこにちょうどやって来た人から「なに焼き芋食べてんの?」って言われました。

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安家の豊かな山水で安家地大根を洗うと鮮やかな輝き。
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さらに皮をむいてほどよい大きさに切って茹でます。
皮は嘉村旅館の草食系わんこが、喜んで食べるそうです。
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その茹で汁は毎度、何かに使えないかと思うほど鮮やかなワイン色。
アク抜きのために大根を茹でていますが、意外と飲んでみたら大根の甘味があり、だしをとれば和洋の美味しいスープが出来るのではないかと思いました。

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さてさてだんだん腹が減ってきたところで安家のごちそうです。
とろとろ安家凍みで~ご入りモツ鍋をはじめ昼ごはんに大満足・・・

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んなところで茹でて冷まして藤づるに通した安家地大根を、清冽な沢水に投下。
あとは、しばし、お待ちを~状態です。
みなさまお疲れ様でした。
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by kyounoinaka | 2015-02-12 14:42 | ◎もの 個性派の大根 安家地大根

地大根の季節です。

安家地区から、この時期は毎週のように安家地大根が入荷しています。
集荷担当のO石さんから写真が届いたので、紹介します。
安家地区の約20軒の農家で収穫された大根は、じいちゃんばあちゃん達が丁寧に一本ずつ洗います。
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つるつるお肌できれいになってO石さんを待っています。
品種改良されたものではないため、遺伝の多様性が豊富。
集荷に行くと、形も色々だったり、なかには白っぽいものとか個性的な大根たちにたくさん出会えます。
あまりにも個性的なものは生産者の家の自家用となりますが、
多少の規格外は弊社(株)岩泉産業開発で、冬に凍み大根にしたりしています。
今までもフレンチ食材に活用していただいたり、
あるいは安家で冬に凍み大根を煮たものを頂くととってもしっかりした食感と味が美味しい食材です。
こちらは冬になったらお知らせできるかと思います。

比較的整った形をしたものも多くあるので、これを大根としてそのままお客様のもとに届けています。
よーく見ると茎も紅色をしています。
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道の駅いわいずみで販売しているほか、
今年はネットショップがオープンしましたので、旬の安家地大根を現在ネット販売しています。
切り干し大根もあります。
興味のある方は1本から購入いただけますので、ぜひネットショップいわいずみをご覧ください。

by kyounoinaka | 2014-10-31 12:48 | ◎もの 個性派の大根 安家地大根