大川渓流ロードを遡る~刻一刻と風景は変わるんです(5月)~
2016年 05月 23日







いわいずみ短角牛の山上げ2016~釜津田にて~
2016年 05月 10日







早坂高原の短角牛
2015年 10月 06日





釜津田の美味しいお豆腐
2015年 01月 18日

手間ひまかけて、目の前の山や畑で採れたものを、おいしく加工することで、
穀物・お野菜から様々なご馳走が生まれます。
1月に入ってからちょっと気温が高めの岩泉ですが、
朝晩の冷え込みを利用して「凍み豆腐作り」のシーズンを迎えています。
この写真は釜津田の大豆づくり名人KAZUさん宅にて。奥様が豆腐づくり名人です。
配達でお邪魔したところ、ちょうど凍み豆腐づくりの真っ最中で、
運よく色々見せてもらえました!

乾燥することで豆腐のおいしさもアップします。
1年間保存が効く保存食となり、煮物で美味しく食べることができます。

油揚げ。ちょっと10分待ってね。
と言われ、なんと揚げたての油揚げを頂きました!
幸せな美味しさです・・・!!

いや~ごちそうさまでした!!
普段はこんな感じで穀物、お野菜、山菜中心の食生活、
そしてたま~の贅沢には短角牛肉や乳製品を食べれば
最高に豊かで健康的な生活だな~と思います。
岩泉流のお正月「お雑煮くるみ餅」の準備。
2014年 12月 14日

12月いっぱい、営業中とのことです。
薪ストーブでぽかぽかの店内。
さすがに峠は雪道なので、お客さんもめっきり少ないようですが、だからこそ、
この時期は、店主といろいろ会話を楽しめる穴場的な時期かもしれません。
さてさて、冬の里は意外と忙しいのです。
9月に短角牛の冬の餌の仕込みが最盛期を迎え、
10月末に牛が帰ってきて、わらわらと牛の世話が忙しくなってきます。
そして、じいちゃんばあちゃん達は小春日和の日向のもと、や土間などで収穫を迎えた豆雑穀の選別に精を出す11月、12月・・・
そして、じきに年末も近くなってきました。
で、この日の「ぶるっく」では、岩泉の雑煮でとっても大事なくるみを割る仕事の真っ最中でした。
岩泉の川沿いにはくるみの木がいっぱい。
手間がかかるトンカチでの手割作業で、手をたたかないように気を付けなきゃ!
ですが、「くるび味がする」なんていうのは伝統的な、岩泉での美味しいものの代名詞。
今でもその伝統は、里の家にも息づいています。

一方で、実は岩泉には、お手軽に岩泉流のお雑煮くるみ餅を味わえるセットもあり・・・
岩泉のお豆腐・岩泉の山菜などを煮込んだ、醤油澄まし仕立てのお雑煮具材スープのパックに、
お雑煮用に岩手県産のお餅、
さらに練クルミがセットになっています。
4人用のものは、龍泉洞の水1本もセット。
岩泉流のお雑煮、食べてみたくありませんか?
弊社 冬のギフトでも取り扱っています。締め切りは12月15日(月)。
発送日は26日 もしくは27日の限定。
別途、地方別に送料がかかります。(送料のご案内はこちら)
弊社 通信販売課までぜひお問い合わせください!

いわいずみ短角牛の肥育農家を訪ねて
2014年 11月 25日

よく晴れた朝、大川・釜津田方面へ短角牛の肥育農家を訪ねることにしました。
私の家から釜津田まで約50km。あらためて岩泉は本当に広い町だと実感する瞬間です。


山から下りてきた母さん牛たちが、静かに過ごしていました。
こっちに興味津々。ここの牛は、本当に人になついています。
時に牛も怪我をすることがあるそうですが、そんな牛も大事に大事に面倒をみることで、優しい牛に育つんだそうです。


肥育牛は地元産ワラなどの粗飼料とともに、配合飼料も食べて育ちます。

短角談義しているうちにお昼になり、昼食に「あんずきばっとう」を頂いてしまいました。
甘さ控えめで、豆の粒がたっぷりで、これはデザートじゃなくてメインです!
何の作業もせずに、、すみません。
続いてもう一軒の家を訪ねると、すでに先客がいて短角談義中でした。

こちらでは自家製豆腐を頂きました。フライパンでこんがり焼いてあり、南蛮みそと相まってうまい。
ここは小規模な肥育農家。

川沿いの、風通しの良い牛舎で夏も快適そうです。
床には、おがくずをしいています。
釜津田の寒さは厳しいので、寒くなってくると短角牛も食べる量が増えます。
だんだんと、これからの時期は、身を守るための皮下脂肪が厚くなる時期に入ってきます。
先日お伝えしたように、いわいずみ短角牛はいま大きな岐路に立たされており、予断を許さない状況ですが、
つかのまの、小春日和は、とっても穏やかでした。
今日は短角に会いに。
2014年 11月 14日

石峠、奥岩泉トンネル、そして田山の3か所峠を越えました。
道路にはうっすら雪があった場所もありましたが、滑るほどではありませんでした。
5月から標高1,000mの山に放牧されていた短角牛たちも、11月頭までには放牧地から各農家の家々に戻ったようです。

君はなかなかすごいロケーションで暮らしてるなぁと思って撮った1枚。
配達先は短角農家も多いので、山から下りた短角牛たちに会わせてもらいました。

10月末にあった岩手の短角子牛市場平均価格は、38万円という記録的な値段になりました。
2011年 12万円。
2012年 13万円。
2013年 31万円と高騰。
昨年以上の高値です。全国的な和牛の素牛の不足など、様々な要因はあるのですが、この価格で子牛生産者はようやく報われました。
嬉しい反面、同時に、子牛を購入する立場にある肥育農家は原価が大幅にアップしますので、大きな岐路に直面しています。
当然、いわいずみ短角牛肉を販売する我々もです。
子牛生産者とて、これまで、市場の乱高下に左右されてきましたので、先行きが明るいかというと分からない状況でもあります。
そんな中、「いわいずみ短角牛」はどんな方向を目指していくべきか?
競争が激しくなる中、今までのやり方を続けているだけでは、短角という素晴らしい品種も、岩泉らしさの大事な要素である短角+放牧地という風景も存続できない。そう、強く感じています。

さまざまな産地の生産者、シェフ、そして赤身の牛を応援してくれる人たちの存在はとても励みになります。
赤身肉、短角牛肉の可能性は、ものすごく感じています。
いわいずみ短角牛の明るい未来に向かって、いろいろ、取り組まねばなりません。
どうぞ今後も応援よろしくお願いします。
今日の日記
2014年 09月 19日
限られた時間のなかではありましたが、いわいずみ短角牛の物語をお話しし、
ゆったりと牛が思いのままに過ごしている姿をみていただき、
感じていただきました。
特に東京のシェフの方々は、自然交配であることに皆さん驚かれたようです。
そういえば、牛の写真を撮るのを忘れました!
かわりに一枚…小本街道沿いでは稲の天日干し風景があちこちに。
